JOURNAL

【 ORIYATO - vol.1 パタンナー矢野さん編 - ep.5 】 1stサンプル試着

矢野さん編、第5回目の投稿です。

前回の投稿は、
渥美縫製さんとの商談について
お話しました。

今回は、本番に使う生地で
サンプルを作ってもらい、
社内でサンプルフィッティング。
後日、矢野さんも来られた様子をお届けします。

サンプルフィッティングは、
実際に着てみて、
修正したいところがないか
確認をしていく作業のこと。

前回は仮りの生地だったので、
今回は本番の古橋織布の生地。

矢野さんが来られる
数日前にサンプルが届き、
試着しました。

1つめは、
古橋織布の生地の中でも
大人気のボイルウェザー。

厚手でガシっとしていて
生地の存在感がたっぷり。
この唯一無二の質感は
手放せなくなりそうな
はき心地です。

もうひとつのは
バフクロスという生地。
オールシーズン穿けるのが特徴。

ボイルウェザーよりも薄いけど
高密度でパリっとしていて、
肌にくっつかない。
しなやかさと丈夫さを兼ねそろえた
こちらも不動の人気生地。

矢野さんが作られたパンツ、
スタッフもどちらの生地にしようか迷うほど、
それぞれの持ち味が全面に出ています。

そして、ポケットの「スレキ」は
コードレーンや細番手のシャツ生地に決まり。

肌に直接あたる裏地なので、
肌ざわり重視で決めました。

次の日、
矢野さんが来られ、
スタッフみんなで
業務の合間をみながら
サンプルフィッティング。

・私はバフクロス派だな~。
・もう少しウエストゆるくていいかも。
・ベルトつけて腰で穿くとかっこいい。
・やっぱ長い方が好きだな

などなど。
さまざまな意見がでました。

破れないか心配だった
手ばさみの収納は、
専用のサックを作っていただきました。

が、しかし、
手バサミを入れて
実際に出し入れしてみると
使いずらいかも。。と、なり。。。

ここまで話し合っても、
解決策がでないこともあるのよね、、と実感。

今回も、時間いっぱいまで
みっちりと
矢野さんと打ち合わせを行いました!

そして、さいごに
矢野さんが実際に働く現場で
スタッフの着用写真を
カッコよく撮ってくれました。

この様子は次のJOURNALでお届けします!