JOURNAL

【 ORIYATO - vol.1 ブティック・ブルーグラス さん編 - ep.4 】 経年変化をたのしむ【Fバッグ】

老舗のブティック『ブルーグラス』 編、
今回は4回目。

前回は、
縫製や革の調達をお願いしている
栄商会さんのお話しをしました。

今回は、
このバッグの最大の特徴、
『経年変化』
についてお届けします。

Fバッグは、
もう皆さまおなじみの
古橋織布の看板生地
『ボイルウェザー』を使っています。

長年愛され続けている素材で、
『ガシっ』『ゴワっ』とした
触りごこちと、ユニークな
質感を楽しめます。

そして、使い込むほどに
柔らかくなり、
アタリが出たり、
色落ちしたり、
変化していきます。

この『経年変化』を
使いながら楽しんでいただきたい、
そんなバッグです。

写真のように、
Fバッグと同じ生地
『ボイルウェザー』でつくった帽子です。
※色は若干異なります。

とくに、直射日光から頭を守る帽子は
使用頻度によって、
帽子の顔つきがまるで変わってきます。

2~3年ほぼ毎日使っている
使用頻度の高い帽子は
白く、赤っぽく変化。

10回程度しか被っていない帽子は黒のまま。

同じ時期に作った帽子でも
ここまで変わる面白さ。

反応染料によって
染めた生地は

色の三原色、
シアン
マゼンダ
イエロー
のうち、シアン(青)が
一番最初にぬけていきます。

そして、
マゼンダとイエローが残り、
見た目は赤っぽさが強くなり
ヴィンテージのような
味わいが楽しめます。

「風合い」をいちばんに
ものづくりを考える
古橋織布の生地は、
発色を高めるシルケット加工は
基本的に行いません。

シルケット加工をほどこすと、
発色が良くなり、
光沢のあるツルっとした
キレイな仕上がりになりますが、
古橋織布らしい
綿の毛羽立ちや風合いを楽しむのには
適していないんです。

ヴィンテージのデニムのように、
このFバッグを
“クタっ”とするまで
使いこみ、色の変化や
風合いをお楽しみください。

カラーは、シンプルに
黒と白の2色展開。

下の動画は、
白のバッグを縫製している様子です。

---- "F" BAG 発売について-----
8/30~
オンラインで、数量限定で
先行販売をスタート!

9/6~ 
渋谷スクランブルスクエア9階、
HUISさん渋谷ショールーム横の
「さんちギャラリー」で販売!
実際にみてから購入したい!という方、
お待ちしております
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